リヒトラブは後場も急伸のまま活況高、株主優待制度の導入を好感、上場維持基準は完全達成

■100株以上の株主に一律で新製品または限定製品3000円相当分

 リヒトラブ<7975>(東証スタンダード)は6月3日の後場、23%高の1296円(246円高)で始まり、朝方の1349円(299円高)に続いて急伸したまま売買され活況高となっている。前取引日の15時に株主優待制度の導入を発表し、毎年2月末日現在で100株以上を保有する株主を対象に2025年2月28日現在の株主から実施するとし、好感されている。

 発表によると、優待品は「当社新製品または株主様向け限定製品3000円相当分」。保有株数や保有期間名などの条件設定はなく、一律で100株以上を保有する株主に贈呈する。同社は、また、東証スタンダード市場の上場維持基準への完全適合を5月20日付で発表済み。唯一未達だった「流通株式時価総額」についても基準を達成と発表しており、買い安心感がある中での優待発表となり、買いの勢いが増す形になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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