【株式市場】前場の日経平均は92円高、180円安と176円高の間を高下

◆日経平均は3万8689円22銭(92円75銭高)、TOPIXは2731.69ポイント(7.00ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億2321万株

 6月24日(月)前場の東京株式市場は、円相場が1ドル160円に向けて円安継続となった中で、円安好感型のトヨタ<7203>(東証プライム)などと円高好感型のニトリHD<9843>(東証プライム)などが共に値上がりし、相場観が分かれる様子となった。東京電力HD<9501>(東証プライム)などの電力株や日本郵船<9101>(東証プライム)などの海運株が高く、第一生命HD<8750>(東証プライム)などもしっかり。日経平均は朝寄り直後の180円04銭安(3万8416円07銭)を下値に切り返し、午前10時頃に153円高、10時半にかけては96円安、11時には176円高と高下して前引けは値を保った。

 FPパートナー<7388>(東証グロース)は東証プライムの値上がり率1位だが自律反発の見方。ユニチカ<3103>(東証プライム)は一段と出直り世界で初めて非金属触媒によるポリエステル樹脂の工業化技術を確立との発表を連日材料視。メタプラネット<3350>(東証スタンダード)はビットコインに焦点を当てた企業戦略に方向転換し余剰キャッシュフローをビットコインのさらなる蓄積に向けル戦略など好感され再び出直り。ノバレーゼ<9160>(東証スタンダード)はTKP<3479>(東証グロース)との資本業務提携が好感され急伸。クリングルファーマ<4884>(東証グロース)は金沢大学との共同研究契約など材料視され再び一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億2321万株、売買代金は1兆5834億円。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は885銘柄、値下がり銘柄数は688銘柄。東証33業種別指数は18業種が値上がりした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

【関

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■電気刺激で塩味1.5倍、食事の楽しみと健康を両立  キリンホールディングス<2503>(東証プラ…
  2. ■2026年初頭以降に各地域で発売予定、累計130万台の系譜を継承  トヨタ自動車<7203>(東…
  3. ■月間20両製造可能、600両超の受注案件に対応  日立製作所<6501>(東証プライム)は9月9…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  2. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  3. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  4. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  5. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  6. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る