日経平均3万8000円を割る、取引時間中としては今年6月17日以来

■円高好感銘柄は逆行高、材料の出た銘柄も個別に買われる

 7月25日午前の東京株式市場では、日経平均が下げ幅1000円を超える大幅続落となり、午前10時15分頃から3万8000円を割り込んでいる。取引時間中の3万8000円割れは今年6月17日以来。米国24日のNYダウが504ドル安と大幅に下げ、半導体株指数は5.4%の大幅安となった上、円相場も1ドル153円台の大幅な円高になり、朝寄りから株価指数先物が断続的に先行安して全体を押し下げている。

 こうした中で、猛暑関連株として甜菜糖<2108>(東証プライム)やサッポロHD<2501>(東証プライム)が堅調。また、円高が追い風になる神戸物産<3038>(東証プライム)、ニトリHD<9843>(東証プライム)やキャンドゥ<2698>(東証スタンダード)なども逆行高となっている。エコナビスタ<5585>(東証グロース)は製薬大手との提携が材料視されてストップ高など、材料の出た銘柄も個別に買われている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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