【株式市場】日経平均は208円高、後場は時価総額の大きい銘柄も一段と上げ大きく反発

◆日経平均は3万8804円65銭(208円18銭高)、TOPIXは2740.19ポイント(15.50ポイント高)、出来高概算(東証プライムは)13億8644万株

 6月24日(月)後場の東京株式市場は、NTT<9432>(東証プライム)やトヨタ<7203>(東証プライム)、三菱UFJ・FG<8306>(東証プライム)が一段と強含み、時価総額の大きい銘柄を重点的に買う様子がうかがえたほか、前場は重かった半導体関連株の中にも強含む銘柄がみられた。前場は安かった三井不<8801>(東証プライム)も小高くなりJR各社や空運株も堅調に推移した。日経平均は前引けを90円超上回って始まり、次第高となって14時過ぎには309円00銭高(3万8905円47銭)まで上げ、大引けも堅調で大きく反発した。

 後場は、エムアップHD<3661>(東証プライム)が一段と上げ、増配期待などに加えエイベックス<7860>(東証プライム)の業績予想の増額修正を受け他連想買いも。日本電子<6951>(東証プライム)も一段と上げ半導体製造装置向け事業の期待など期待。ティーガイア<3738>(東証プライム)は大株主の住友商事が保有株を売却との観測報道が出たようで思惑買いが膨れ大引けまで気配値のままストップ高。くろがね工作所<7997>(東証スタンダード)は5月締めの四半期業績好調の観測あるようで反発幅を拡大。マナック・ケミカル・パートナーズ<4360>(東証スタンダード)は後場寄りから急伸し、3年間で100億円を投資する中期計画発表など好感。学びエイド<184A>(東証グロース)は今期も営業利益3割増など好感する相場が再燃とされ上場来高値に接近。

 東証プライム市場の出来高概算は13億8644万株(前引けは6億2321万株)、売買代金は3兆4666億円(同1兆5834億円)。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は1124(前引けは885)銘柄、値下がり銘柄数は476(同688)銘柄。東証33業種別指数は26業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり率上位は輸送鵜用機器、医薬品、倉庫運輸、銀行、情報通信、水産農林、陸運、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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