セコムとアマノ、警備システムと清掃ロボットを連携し無人自動清掃を実現

■警備システムの誤検知を防ぎ、警戒中でも清掃を可能に

 アマノ<6436>(東証プライム)とセコム<9735>(東証プライム)は6月25日、警備システムと清掃ロボットを連携させる相互連携規格を確立し、無人自動清掃サービスの運用を開始したと発表。この連携により、店舗やオフィスの警戒状態を解くことなく、清掃ロボットを稼働させることが可能となる。

 従来、清掃ロボットは夜間や早朝など、施設利用者がいない時間帯に稼働させるのが一般的だった。しかし、警備システムが稼働している場合、ロボットがセンサーに反応して誤検知してしまうという課題があった。

 今回の連携規格では、ロボット活用に適したセンサー配置や、ロボットの動作状態に応じてセキュリティシステムが警戒状態を調整するプロトコルなどを定め、警備システム稼働中であっても安全に清掃ロボットを稼働させることを可能にした。

 すでに都内商業施設で運用テストを実施しており、実用レベルに達していることが確認されている。今後は、同様の課題を抱える施設への導入を推進していく予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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