サイゼリヤが再び一段高、証券会社による「目標株価」相次ぎ、優待廃止でも弾力強く注目強まる

サイゼリヤ

■優待廃止の発表翌日は130円安、その翌日は250円高と「倍返し」

 サイゼリヤ<7581>(東証プライム)は7月24日、再び一段と上げる相場となり、6%高の6420円(340円高)まで上げて3日ぶりに株式分割を考慮した2000年以降の高値を更新している。このところ、証券会社による投資判断や目標株価の引き上げが相次いでおり、7月10日に株主優待の廃止を発表したときも、翌日の130円安をその翌日は250円高と「倍返し」に近い反騰で奪回したため、地合いの強さが感じられるようだ。

 サイゼリヤ株式について、このところの証券会社による主な目標株価の引き上げは以下の通り(引き上げが伝えられた日)
・いちよし証券:6700円を8000円に引き上げ(7月4日)
・大和証券:6500円を7300円にh気上げ(7月16日)
・みずほ証券:6800円を7200円に引き上げ(7月17日)
・野村証券:7400円を7700円に引き上げ(7月23日)
(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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