ポーラ化成工業とペプチドリームの共同研究、新規有効成分の候補素材の開発に成功

■新たな機能性成分の発見、市場にない美肌ケア製品への期待高まる

 ポーラ・オルビスホールディングス<4927>(東証プライム)グループのポーラ化成工業とペプチドリーム<4587>(東証プライム)は共同研究により、新たなペプチドを開発し、リードペプチドの要件を達成したと発表。この新ペプチドは市場に存在しない新規医薬部外品の有効成分として期待されている。ポーラ化成工業の皮膚科学の知見とペプチドリームの新機能ペプチド開発技術を融合させることで、有効性・安全性・安定性に優れた成分が生み出された。

 ポーラ化成工業とペプチドリームの共同研究は、医薬部外品や化粧品向けの肌悩み改善成分の開発を目的としている。今回の成果は、昨年末に発表された別の機能性成分の候補とは異なる肌悩みの解決に寄与することが期待される。新たなペプチドの開発に成功したことで、両社はさらに研究を進め、実際の製品への活用を検討する予定である。

 この共同研究は、医薬部外品や化粧品向けのペプチド開発における重要な知見を提供している。これらの知見は、ポーラ化成工業のペプチド以外の有効成分開発にも応用される見込みであり、今後の研究開発においても大きな期待がかかる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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