日本精鉱が急伸、アンチモン事業と金属粉末事業が業績を牽引し今期も期待大

銘柄フラッシュ

■年初来高値3595円奪回に期待

 日本精鉱<5729>(東証スタンダード)は8月16日、265円高(9.46%高)の3065円(9時31分)まで上げて急伸している。同社の2025年3月期第1四半期の売り上げは48億6400万円、純利益2億7200万円を達成し、アンチモン価格の急騰が主な要因となりV字回復を果たした。

 アンチモンの国際価格が前年同期比で49%増加し、これによりアンチモン事業の売り上げは24億5900万円、金属粉末事業も好調な伸びを見せた。今期通期業績は売り上げ200億4000万円、純利益7億2000万円を見込んでおり、さらなる上方修正の可能性が指摘されている。

 同社の配当利回りは3.02%と投資家に魅力的な状況が続いており、7月19日の年初来高値3595円奪回に向け、上昇に期待がかかる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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