ROBOT PAYMENT、neoAIと共同で決済データを活用した予測モデルの構築検証を開始

■与信審査から経理業務まで、AIが企業経営をサポート

 ROBOT PAYMENT<4374>(東証グロース)は8月16日、生成AIに特化したソリューションを提供する東京大学松尾研究室発のスタートアップであるneoAIと業務提携を行い、同社の持つ決済データを活用した予測モデルの構築検証を開始したと発表。

 同社は2000年の創業以来、与信審査から請求書発行、債権回収といった請求管理クラウドや、ファクタリングサービスを提供しており、多くの決済データを保有している。それらのデータを活用した予測モデルの構築を行うことで、従来提供しているサービスの精度向上や、予測モデルに留まらない生成AIを活用した経理業務負荷軽減、パーソナライズドマーケティングなどの新たな価値提供が可能になると考えている。生成AIに特化したneoAIと業務提携を行うことで、それらの礎となる予測モデルの構築検証を行い、顧客企業への新たな価値提供を強力に推進するとしている。

 ROBOT PAYMENTの川本取締役は、「neoAI様の知見をお借りして検証を行うとともに、最終的には生成AIを活用した業務効率化や人的ミスの発見など、顧客企業へより多くのバリューをお届けすることを目指していきたい」とコメント。一方、neoAIの千葉CEOは、「昨今の生成AIの登場で、非構造データの構造化が可能になり、新たな可能性が広がっている。同取り組みを通じて、金融領域におけるAI活用の更なる発展に貢献したい」と述べた。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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