リンテック、高透明遮熱フィルムで車内快適性向上、フロントガラスにも対応

■近赤外線カット率85%、紫外線99%以上カットを実現

 リンテック<7966>(東証プライム)は8月20日、8月26日から自動車用ウインドーフィルム「ウインコス オートモーティブフィルム」シリーズの新アイテム「IR-85HD」の販売を開始すると発表。同新製品は、高い透明性を保ちながら遮熱性能を向上させ、フロントガラスにも貼付可能な特徴を持つ。近赤外線を約85%カットし、紫外線を99%以上カットすることで、車内の暑さ対策に大きく貢献する。

 新製品「IR-85HD」は、従来品「IR-90HD」と比較して近赤外線カット率を約15%向上させている。フロントガラスに求められる可視光線透過率70%以上の基準に対応しており、車内全体の温度管理を可能にする。また、ガラス破損時の破片飛散防止効果も併せ持つ。

 リンテックが実施した意識調査によると、自動車用ウインドーフィルムやその効果について認知度に課題があるものの、一度使用したユーザーの満足度は非常に高いことが明らかになった。同社は今後も、自動車用ウインドーフィルムの有用性をより多くの消費者に実感してもらえるよう、提案活動を強化していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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