カイオム・バイオサイエンス、腎臓病治療の新たな可能性を示す抗体開発、国際学会で発表

■セマフォリン3A抗体、腎線維化マウスモデルで効果を発揮

 カイオム・バイオサイエンス<4583>(東証グロース)は9月12日、自社の抗体作製技術「ADLibシステム」を用いて開発した抗セマフォリン3A抗体が、腎線維化マウスモデルにおける病態を抑制する効果を示すという研究成果を、国際学会「Kidney Health In Aging and Aged Societies」で発表すると発表。

 この抗体は、神経再生や炎症・免疫反応など、様々な疾患に関与するセマフォリン3Aというタンパク質の働きを阻害する。今回の発表は、この抗体が腎臓病の治療薬としての可能性を示唆するものである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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