Casaは後場も堅調、専門性の高いコールセンター企業の子会社化や速攻型の自社株買いに期待強い

■自社株買いは上限20万株、取得期間は約1か月半

 Casa<7196>(東証スタンダード)は9月17日、833円(28円高)まで上げ、13時30分にかけても808円(3円高)前後で堅調に売買されている。12日に業績予想の一部を下方修正したが、翌13日の株価は805円(19円安、終値)と底堅く、17日午前に自己株式の取得、中期計画、通信販売に関するコンサルなどを行う株式会社プロフィットセンター(東京都立川市)の100%子会社化を発表し、買い優勢。東証スタンダード指数が0.7%安の1205.75ポイント、日経平均は670円安(1.8%安))の3万5900円と全体相場が大きく下押している中で、株価は強い値動きを続けている。

 自社株買いは、20万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.75%)、総額1.5億円を各上限として、2024年9月18日から同10月31日までの予定で行うとした。発行株数に対する割合は大きくないが、取得期間が約1か月半のため、速攻型の買付になるとみられている。

 また、子会社化する(株)プロフィットセンターは、専門性の高いプロフェッショナルコールセンターとされ、注力領域である保証事業においてシナジーを見込んでいる。入居希望者や不動産管理会社、自主管理家主に向けた新たな付加価値サービスを提供し、企業価値の向上に努めていく。株式譲渡実行日は24年9月18日(予定)。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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