マクニカ、VAST Dataと提携しAI向け次世代ストレージを日本市場に提供開始

■AI時代のデータ処理を加速、エクサバイト級データを高速処理

 マクニカホールディングス<3132>(東証プライム)グループのマクニカは9月17日、VAST Data社と提携し、AI時代に最適化された先進的なデータプラットフォームを日本市場に提供開始すると発表。VAST Data Platformは、エクサバイト級のデータを高速処理できる革新的なアーキテクチャーを採用し、AIワークロードに特化した機能を備える。マクニカは同製品の導入により、AIインフラの主要コンポーネントをエンドツーエンドで提供可能となり、顧客のAI導入を強力に支援していく。(写真左から=VAST Data Inc. Vice President of Channels Gregg Machon、マクニカ クラビス カンパニー プレジデント 伊藤 啓介)

 VAST Data Platformは、ストレージ、データベース、コンテナ化されたコンピュートエンジンサービスを統合し、最新のデータセンターでAIやアクセラレーテッドコンピューティングツールの性能を最大化する。独自の「分散型シェアードエブリシング(DASE)アーキテクチャー」により、高い拡張性と冗長性を実現し、NVIDIA BlueField DPUを活用してストレージ性能とエネルギー効率を向上させる。また、NVIDIA DGX SuperPODもサポートし、データセンター規模のAIインフラに強力なパフォーマンスを提供する。

 マクニカは、VAST Data Platformを「AI TRY NOW PROGRAM」に追加予定であり、顧客は最新のAI環境で本製品を検証できるようになる。このプログラムにより、顧客は自社環境を用意することなく、NVIDIAテクノロジーを中心としたエコシステムを組み合わせた本番環境に近い性能評価が可能となり、AIソリューション導入の意思決定を加速できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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