QPS研究所、小型SAR衛星「アマテル-Ⅳ」、高精細画像取得に成功!地上を詳細に捉え新たな可能性を開く

■高精細モードが実現した、地上の詳細な観察

 QPS研究所<5595>(東証グロース)は9月20日、小型SAR衛星「アマテル-IV.」の初画像を公開した。8月17日に打ち上げられた衛星は、分解能1.8mの通常モードと分解能46cmの高精細モードの両方での観測に成功し、同時に発表された。これは衛星技術の着実な向上を示すものである。

 初画像として、愛知県名古屋市(通常モード)、神奈川県海老名市・厚木市(高精細モード)、長崎県五島市福江島(高精細モード)の3カ所の画像が公開された。海老名ジャンクションエリアでは高速道路や相模川の様子が、福江島では鬼岳や福江空港、丸畑の地形が鮮明に捉えられている。

 代表取締役社長CEOの大西俊輔氏は、短時間での調整が可能になったことを評価し、エンジニアチームの努力を称賛した。同社は引き続き、衛星コンステレーション構築に向けて技術開発を進めていく方針である。QPS研究所の衛星技術の進化は、地球観測データの質と頻度の向上につながることが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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