AeroEdge、グローバル大手と長期契約締結、航空機部品事業を拡大

■2026年6月期下期から量産開始

 AeroEdge<7409>(東証グロース)は10月10日、海外グローバル大手航空機関連メーカーと商業用航空機関連部品の製造・販売に関する長期契約を締結したと発表。契約期間は2026年から2036年までで、供給開始は2026年1月から6月頃を予定している。この契約により、同社は主力事業であるLEAPエンジン部品以外の航空機関連部品の量産化を実現し、事業ポートフォリオの拡大を目指す。

 契約に伴い、同社は本社工場内で総額17億円の設備投資を行う予定である。投資内容は生産設備や検査装置等で、2024年9月から開始し2025年9月の完了を予定している。これにより、2026年6月期下期からの量産販売開始を目指す。

 同契約による量産品の供給開始は2026年6月期下期頃を予定しているため、2025年6月期の業績への影響は軽微である。しかし、他の新規量産案件と合わせて、2027年6月期には3~5億円程度の営業利益の拡大を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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