フューチャー、国内生成AI開発プロジェクト「GENIAC」に採択、日本語特化のソフトウェア開発基盤モデルを構築

■経産省主導の国内生成AI開発力強化プロジェクトで基盤モデル開発

 フューチャー<4722>(東証プライム)は10月10日、経済産業省の国内生成AI開発力強化プロジェクト「GENIAC」において、NEDOの公募事業に採択された。同社は「日本語とソフトウェア開発に特化した基盤モデルの構築」を実施する。このプロジェクトは2024年10月から2025年4月までを予定している。

■ソフトウェア開発の効率化目指し、大学との共同研究を開始

 従来のソフトウェア開発用LLMは英語中心であり、日本語での評価も不十分であった。フューチャーは複数の大学と連携し、日本語に特化したソフトウェア開発用LLMの構築を目指す。ソースコード補完だけでなく、自動レビュー生成や仕様書からのソースコード自動生成など、幅広い領域での高い生成能力達成を目標としている。

 フューチャーは先端的なAI研究開発を進めながら、主要事業会社のフューチャーアーキテクトとともにAIコンサルティングサービスを提供している。今後も科学的なアプローチと技術力で顧客の業務とITをデザインし、新たな価値創造を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る