テスラ家庭用蓄電池「Powerwall」全国販売開始、ヤマダデンキで展示スタート

■13.5kWhの蓄電容量と高出力が特徴、停電時のバックアップ電源にも対応

 テスラ(TSLA)(NASDAQ)の家庭用蓄電池「Powerwall」が、ヤマダホールディングス<9831>(東証プライム)のヤマダデンキ店舗(沖縄県を除く全国)で購入および設置できるようになった。設置は、テスラの認定販売施工会社であるアルシスが担当する。また、10月25日にオープンするTecc LIFE SELECT湘南平塚店から、実機展示が開始される。この取り扱いは、日本全国規模の家電量販店では初となる。

 Powerwallは、13.5kWhの蓄電容量と5kWの高出力を備え、太陽光発電システムと連携して昼夜を問わず再生可能エネルギーを利用できる製品である。また、最大10台まで拡張可能なため、戸建住宅から商業施設まで幅広い用途に対応する。環境負荷の削減や電気料金の削減、停電時のバックアップ電源としても有効であり、日本を含む世界中で75万台以上が設置されている。

 テスラは「持続可能なエネルギーへの移行を加速する」というミッションのもと、Powerwallの販売および施工を担当する認定販売施工会社を全国で募集している。Powerwallの設置や見積もりについての相談は、テスラの公式ウェブサイトで受け付けている。

 Powerwallは、停電時でも電力を供給し続ける機能を備えており、太陽光発電と連携して長期間の停電時にも安心して生活できる。また、Tesla appを使用すれば、リアルタイムで電力の使用状況を確認し、運転モードの設定変更も遠隔で可能である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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