大和ハウスグループの大和リース、所定労働時間の選択制度を導入、1日6~10時間から選択可能

■育児・介護の有無問わず全員対象、年度単位で労働時間を選択

 大和ハウス工業<1925>(東証プライム)グループの大和リースは2025年4月から、従業員が自身のライフスタイルに合わせて1日6時間から10時間の間で所定労働時間を選択できる制度を段階的に導入したと発表。育児や介護などの事情に関わらず、全員が年度単位で働く時間を選べる仕組みで、「フルタイム」から「フルパフォーマンス」へと発想を転換し、成果主義を推進する。これにより、働きやすさと働きがいの両立を目指す。

 同社では従来、育児や介護を理由に最大2時間の勤務短縮が可能だったが、「短時間労働」という概念が心理的負担になっていた。新制度では5つの労働時間パターンから選択可能とし、多様な働き方を支援する。

 これまで同社は「くるみん」認定や「健康経営優良法人」選定を受けるなど、ワーク・ライフ・バランス施策に注力。人事部インクルージョン推進室を設置し、女性やシニア、障害者の活躍も推進している。今後も人的資本経営を深化させる方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  2. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  3. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  4. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  5. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  6. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る