極洋が水産株の中で独歩高、サーモンの陸上養殖の報道を受け同社の取組に注目集まる

■クロマグロ、マダイ、ブリ、ブリヒラの養殖も展開

 極洋<1301>(東証プライム)は10月24日の後場、一段と強い相場になり、13時30分を過ぎて4280円(110円高)まで上げ、水産株の中で独歩高となっている。2年前に「当社初の国産陸上養殖のアトランティックサーモンの販売について、伊藤忠商事株式会社と合意」(2022年年1月17日付のリリース)と発表しており、24日に「陸上養殖サーモン、大量出荷」(日本経済新聞10月24日付朝刊)と伝えられたことを受けて連想買いが波及したと見られている。

 同社の業績は好調で、2024年3月期に営業利益は3期連続、経常利益は4期連続、当期純利益は2期連続で最高を更新。今期・25年3月期も一段の増収増益を見込む。また、養殖事業では四国でクロマグロの海上養殖を事業化しているほか、子会社クロシオ水産がマダイ、ブリ、ブリヒラの養殖を行っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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