パナソニック、新宿御苑に無人販売ロボット導入、訪日客増加に対応

■訪日旅行者の増加に対応し、サービスの質向上

 パナソニック ホールディングス<6752>(東証プライム)は10月29日、2024年11月7日から12月8日にかけて、新宿御苑において移動型無人販売サービス「PIMTO(ピムト)」の実証実験を実施すると発表。遠隔操作型ロボットを活用した同サービスは、来園者への新たな購買機会の創出と福祉的就労支援を目的としている。

 新宿御苑は昭和24年の一般公開以来、約1億人が訪れる人気スポットである。令和5年度には過去最多となる約250万人超の来園者数を記録しており、今後も増加が見込まれている。実証実験は菊花壇展や洋らん展の開催期間中も実施され、より多くの来園者がサービスを体験できる機会を提供する。

 同プロジェクトを推進するモビリティ事業戦略室の「MOPTIMO(モプティモ)」は、人やモノの移動の最適化を通じて、人々のくらしの向上を目指している。実証実験では、顧客価値や原価試算、運用の実現性を検証し、将来的な本格展開に向けたサービス提供価格の設定を行う予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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