ミロク情報サービスは25年3月期2Q累計増収増益と順調、ソフトウェア使用料収入が大幅増収

(決算速報)
 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は10月31日に25年3月期第2四半期累計(中間期)連結業績を発表した。増収増益と順調だった。売上面はソフトウェア使用料収入が大幅増収と牽引し、人的資本投資による人件費増加、売上拡大に伴う仕入原価の増加などを吸収した。そして通期の増収増益予想を据え置いた。新規顧客獲得やサブスクリプション型への移行加速などにより、人件費増加などを吸収する見込みだ。第2四半期累計の利益進捗率がやや低水準の形だが、サブスクリプション型への移行加速により、期末に向けてストック収益が積み上がることが予想される。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は戻り高値園から反落の形となったが、好業績を評価して上値を試す展開を期待したい。

■25年3月期2Q累計増収増益と順調、通期増収増益予想据え置き

 25年3月期第2四半期累計(中間期)の連結業績は売上高が前年同期比7.4%増の227億49百万円で、営業利益が6.0%増の29億67百万円、経常利益が5.8%増の30億28百万円、親会社株主帰属四半期(中間)純利益が12.5%増の20億59百万円だった。

 増収増益と順調だった。売上面はソフトウェア使用料収入が大幅増収と牽引し、人的資本投資による人件費増加、売上拡大に伴う仕入原価の増加などを吸収した。なお特別利益に投資有価証券売却益3億58百万円を計上、特別損失に暗号資産売却損1億82百万円を計上した。

 品目別売上高は、システム導入契約売上高が2.8%増の120億55百万円(内訳はハードウェアが20.6%増の26億14百万円、ソフトウェアが8.3%減の59億34百万円、システム導入支援サービスのユースウェアが13.6%増の35億06百万円)、サービス収入が15.8%増の89億81百万円(内訳は会計事務所向け総合保守サービスTVSが1.6%増の12億96百万円、ソフトウェア使用料収入が39.0%増の35億34百万円、企業向けソフトウェア運用支援サービス収入が4.4%増の30億43百万円、ハードウェア・ネットワーク保守サービス収入が7.2%増の8億33百万円、サプライ・オフィス用品が11.8%増の2億74百万円)だった。中堅・中小企業向けERP製品のサブスクリプション型への移行促進により、ソフトウェア使用料収入などストック型のサービス収入が大幅伸長した。

 全社ベースの業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高が111億57百万円で営業利益が13億73百万円、第2四半期は売上高が115億92百万円で営業利益が15億94百万円だった。

 通期連結業績予想は据え置いて売上高が24年3月期比3.5%増の455億円、営業利益が10.3%増の67億40百万円、経常利益が7.0%増の67億50百万円、親会社株主帰属当期純利益が4.7%増の44億40百万円としている。配当予想は24年3月期比5円増配の55円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は37.1%となる。

 増収増益・連続増配予想としている。新規顧客獲得による顧客基盤の拡大、サブスクリプション型への移行加速などにより、人件費増加などを吸収する見込みだ。第2四半期累計の進捗率は売上高が50%、営業利益が44%、経常利益が45%、親会社株主帰属当期純利益が46%である。利益進捗率がやや低水準の形だが、サブスクリプション型への移行加速により、期末に向けてストック収益が積み上がることが予想される。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。

■株価は上値試す

 株価は戻り高値園から反落の形となったが、好業績を評価して上値を試す展開を期待したい。10月31日の終値は1833円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS148円36銭で算出)は約12倍、今期予想配当利回り(会社予想の55円で算出)は約3.0%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS892円77銭で算出)は約2.1倍、そして時価総額は約638億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る