【引け後のリリース】ペプチドリームがスイス社との契約を延長し開発費獲得

引け後のリリース

■今年の株価は1月を高値に大きな「V字」型で後半は回復目立つ

ペプチドリーム<4587>(東マ)は18日の大引け後、スイスのノバルティス社と進める創薬の共同研究開発契約をさらに延長する合意を交わしたと発表した。これにより、独自の創薬開発プラットフォームシステムを用いて、ノバルティスのターゲットタンパク質に対する特殊ペプチドの創製を継続することになり、新たな共同研究開発費を獲得することになった。

発表によると、同社とノバルティス社の共同研究開発は2010年に始まり、2012年の延長に続き今回さらに延長することで合意した。これによる新たな共同研究開発費は、研究開発の進捗に応じて同社の売上高に計上されるが、その金額および総額についてはノバルティス社との契約や同社の今後の営業政策における他の製薬企業との関係から非開示とした。

本日の株価終値は1万160円(130円高)だった。今年の株価は1月の1万4230円を高値に大きな「V字」型のもみ合いとなっており、5月に一時5170円まで下げたが、年の後半は回復が目立っている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る