アイビーシーは次第に上げピッチ強めストップ高、9月決算好調で累進配当の導入も好感

■年間配当は24年9月期に8円、25年9月期は12円の予定に

 アイビーシー<3920>(東証スタンダード)は11月15日、次第に上げピッチを強める相場となり、午前10時40分過ぎにストップ高の624円(100円高、19%高)まで上げて急激な出直りとなっている。14日の15時30分に発表した9月決算(2024年9月期・連結)が8月に開示した前回予想を上回り、営業利益は前期比80.1%増加。同時に「配当方針の変更(累進配当の導入)」も発表し、好感されている。株主のへの積極的な利益還元に取り組む方針とした。

 累進配当は、原則として減配せず、配当の維持もしくは増配を行う配当政策。これを25年9月期から適用するとした。24年9月期の配当は年8円(中間4円、期末4円)を予定し、25年9月期は同12円(中間6円、期末6円)の予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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