【銘柄フラッシュ】ジグソーが急伸し本日上場のバルニバービは大幅高

株式市場 銘柄

 28日は、新日鉄ソリューションズ<2320>(東1)が昨日発表の四半期決算や業績・配当予想の増額などに加えて補正予算の編成にの期待があり12.9%高となって株式分割など考慮後の上場来高値を更新し、さが美<8201>(東1)は業績回復の期待や1位株主のユニーグループホールディングス<8270>(東1)ファミリーマート<8028>(東1)との経営統合の余波などが思惑視されて8.8%高。芝浦メカトロニクス<6590>(東1)は第2四半期決算は減益だったが東芝グループの再編の思惑などが言われて8.6%高となった。

 武田薬品工業<4520>(東1)が戻り高値を更新して1.9%高など、南シナ海の地政学的リスクを映してディフェンシブ性のあるセクターが堅調で、雪印メグミルク<2270>(東1)も2.2%高で上場来の高値圏で推移。チヨダ<8185>(東1)は国際情勢の影響が少なく業績好調とされて7.0%高と戻り高値。東映<9605>(東1)は6.8%高と2000年以降の最高値に進み、東映アニメーション<4816>(JQS)の一時13.7%ストップ高などを好感。日本パワーファスニング<5950>(東2)は大阪での「民泊」規制緩和などが連想材料との見方あり8.1%高。メタップス<6172>(東マ)は電子商取引サイト内の仮想通貨好調報道に続き韓国企業の買収が好感されて19.0%ストップ高。ジグソー<3914>(東マ)はグーグル・クラウド・トップゲート社との提携などが言われて一時23.0%ストップ高と急伸したが大引けは3.9%高。

 本日新規上場のバルニバービ<3418>(東マ・売買単位100株)は首都圏や大阪圏などでカフェやレストラン「ガーブ」などを展開し、前場は買い気配のまま初値がつかず、後場、14時13分に公開価格2500円の2.3倍の5750円で初値がつき、あと6430円まで上げて大引けは4780円となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る