NTTデータGが高値を更新、データセンター需要の拡大などに期待続く

■旧・東芝メモリのキオクシアHD12月18日上場決定も連想買いを刺激

 NTTデータG(NTTデータグループ)<9613>(東証プライム)は11月25日、一段と上げて始まり、取引開始後は2984.5円(100.0円高)まで上げ、2日続けて株式分割を考慮した2000年以降の高値を更新している。データセンター関連事業などで第2四半期決算が好調だった上、12月18日の株式上場が決まった旧・東芝メモリのキオクシアHD(キオクシアホールディングス)について、「2025年に人工知能(AI)向けのデータセンター需要が拡大すると判断」(日経電子版11月22日付)などと伝えられており、データセンター需要への期待が強まっている。

 NTTデータGの第2四半期決算(2024年4~9月:中間期、連結)は、海外でGTSSのデータセンター事業などが好調で、国内もデーターセンターにおけるソブリンクラウドニーズへの対応を進め、国内・海外とも増益だった。売上高は前年同期比7.8%増加し、営業利益は同22.3%増加した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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