セブン&アイHDは出直り継続、買収巡る報道相次ぎ思惑買い根強い

セブン&アイ・ホールディングス 3382

■25日は「創業家、急ピッチでMBO準備」と伝えられる

 セブン&アイHD(セブン&アイ・ホールディングス)<3382>(東証プライム)は11月25日、取引開始後に2596.5円(40.0円高)まで上げたあとも堅調に売買され、2日続伸基調で出直り継続となっている。同社に対する買収が取り沙汰されている中で、「セブン創業家、米ファンドに参加打診、買収資金確保狙う」(日本経済新聞11月24日付朝刊)、「セブン&アイ創業家、急ピッチでMBO準備-クシュタールに対抗」(ブルームバーグニュース11月25日午前6:00)などと伝えられ、思惑が再燃している。

 報道によると、メガバンク3行にとどまらず。海外に向けても米投資会社KKRやベインキャピタル、米アポロ・グローバル・マネジメント、ブラックストーン・グループに参加への打診を行ったもよう。最初に買収の意向を示したカナダ企業アリマンタシォン・クシュタールは7兆円規模で買収を行う構えとされているが、創業家側による買収資金がこれを上回る規模になるのは確実視されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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