ネクセラファーマは昨年来の安値圏から連日出直る、臨床試験の開始時期や証券会社の投資判断を好感

■みずほ証券は「買い」継続で目標株価4500円と伝えられる

 ネクセラファーマ<4565>(東証プライム)は1月17日、8%高の1013円(77円高)まで上げた後も堅調に売買され、昨年来の安値圏から2日続けて出直る相場となっている。16日に第43回JPモルガンヘルスケアカンファレンスのプレゼンテーション資料を開示し、注目し直されている様子。また、17日は、みずほ証券が同社株の投資判断を「買い」継続とし、目標株価は600円引き上げて4500円に見直したと伝えられ、買い安心感が広がったようだ。

 第43回JPモルガンヘルスケアカンファレンスでは、提携先のニューロクライン社(Neurocrine Biosciences Inc.)がムスカリン受容体作動薬ポートフォリオの進捗を発表し、NBI-1117568(M4受容体選択的作動薬)について2025年上半期に統合失調症を対象とした第Ⅲ相臨床試験を開始する予定であること、25年下半期には極端な感情の変化を引き起こす精神疾患である双極性障害を対象とした第Ⅱ相臨床試験を開始する予定であることなどを披露した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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