日経平均は80円安で始まったあと戻す、NYダウは384ドル安だったが24時間取引で急反発

東京証券取引所

 3月20日(月)朝の東京株式市場は、日経平均が80円86銭安(2万7253円73銭)で始まったあと戻している。米24時間取引ではダウ先物が200ドル高と伝えられている。為替は1ドル132円台の円高となっている。

 経営不安のクレディ・スイスを巡り、欧州の金融大手UBSが救済合併を発表したと伝えられた。また、破綻した米SVB(シリコンバレーバンク)については、米連邦預金保険公社の主導で、事業を分割した上で買い手を募る分割買収が伝えられた。

 前週末のNY株式は主要指数とも反落し、ダウは384.57ドル安(3万1861.98ドル)。半導体株指数SOXも反落した。米国の金融政策決定会合(FOMC)が20日から22日まで開かれる予定。金融不安の中でも利上げは中止されないと見られている。

 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は2万6710円となり、東京市場17日の現物(日経平均)終値からは624円安くなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る