綿半HDが上場10周年の記念配当、『ToSTNeT-3』軽油の自社株買いも実施へ

■今3月期末に1株5円を実施、第3四半期連結決算は大幅増益

 綿半HD(綿半ホールディングス)<3199>(東証プライム)は1月30日の夕方、2025年3月期の第3四半期連結決算と上場10周年の記念配当、自己株式の取得(自社株買い)を発表した。

 上場10周年の記念配当は、24年12月24日をもって上場10周年を迎えたことを記念し、株主はじめ関係各位の長年にわたる支援に感謝の意を表す意味で、25年3月期の期末配当において1株当たり5円の記念配当を実施するとした。これにより、25年3月期の配当(期末のみ実施中)は、1株当たり普通配当金24円と合わせて29円(前期比6円の増配)の見込みになる。

 自社株買いは、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため、60万株(自己株式を除く発行済株式総数の3.00%)、9億7800万円を各上限として、本日(2025年1月30日)の終値1630円で1月31日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買付けの委託を行うとした。

 第3四半期連結決算(2024年4~12月・累計)は、売上高が前年同期比5.0%増の1009億67百万円となり、営業利益は同37.4%増の29億95百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同41.0%増の21億46百万円だった。

 3月通期の連結業績予想は、24年10月に開示した前回予想を全体に据え置き、売上高は1350億円(前期比5.4%増)、営業利益は35億円(同24.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は20億50百万円(同10.6%増)。売上高と営業・経常利益は最高を更新する見込み。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る