椿本興業、株主優待を全面拡充、QUOカード最大5000円に増額

■保有区分で優待金額を倍増、300株以上は保有期間で優遇

 椿本興業<8052>(東証プライム)は1月31日、株主優待制度の拡充を発表した。全保有区分において優待内容を引き上げ、最大で現行の約1.7倍となる5000円分のQUOカードを贈呈する新制度を導入する。

 個人投資家の投資魅力を高め、中長期的な株式保有を促進することを目的とし、100株以上200株未満の株主には2000円分(従来1000円分)、200株以上300株未満では3000円分(従来2000円分)へと増額する。特に300株以上の保有者に対しては、3年未満の場合は4000円分、3年以上の継続保有者には5000円分(従来3000円分)を贈呈する。

 新制度は2025年3月31日時点の株主名簿に記載された株主から適用される。従来通り年2回の実施で、QUOカードの代わりに「公益信託 経団連自然保護基金」への寄付も選択できる制度も維持される。継続保有期間の判定は当該基準日から遡って行われ、同一株主番号で7回以上連続して記載されていることが条件となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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