日本マイクロニクスとアドバンテスト、次世代半導体テスト技術で戦略的提携

■半導体業界リーダー2社が技術パートナーシップを締結

 日本マイクロニクス<6871>(東証プライム)は2月27日、アドバンテスト<6857>(東証プライム)と戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表。両社は半導体テスト技術の革新を目指し、専門性を結集して次世代半導体テストソリューションの開発に取り組む。この提携により、テストプロセスとコストの最適化を進め、顧客の期待に応える高性能なトータル・テスト・ソリューションを実現する。

 パートナーシップの一環として、アドバンテストは日本マイクロニクスの自己株式15万株(議決権比率0.39%)を第三者割当により取得する。処分価額は1株4154円で、調達資金約6億2040万円は次世代半導体テストソリューション技術の研究開発に充当される。

 日本マイクロニクスはプローブカード市場で世界第3位、メモリ向けでは世界首位のシェアを誇り、アドバンテストは半導体試験装置で世界有数のプレゼンスを持つ。両社は技術交流と協働プロジェクトを通じて半導体業界に貢献し、顧客の成長を支える最高のパートナーを目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る