ギークス、アライヴを完全子会社化、IT人材不足解決へ戦略的買収

■国内IT市場の拡大に向けた企業価値向上への布石

 ギークス<7060>(東証プライム)は1月23日、取締役会において、アライヴの全株式を取得し、連結子会社とすることを決議したと発表。同社のグランドビジョンは「21世紀で最も感動を与えた会社になる」であり、国内のIT市場規模の拡大を見据えた戦略的な買収である。

 アライヴは、国内通信事業最大手の顧客に対してITソリューションサービスを長年提供してきた企業。エンタープライズ企業の顧客ニーズに柔軟に対応し、高い技術力と人材を持つ同社の買収により、ギークスは両社の顧客基盤と人的リソースを共有し、グループ事業の成長を加速させる方針。

 同買収の詳細は、取得株数200株、取得価額総額6億4,400万円(株式購入費5億9,600万円、アドバイザリー費用4,800万円)となっている。株式譲渡は2025年2月14日に予定されており、2025年3月期の連結業績への影響については現在精査中である。ギークスは、この買収を成長戦略の一環と位置づけ、継続的な企業価値向上を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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