グローバルダイニング、東京証券取引所の基準を満たし、スタンダード市場での継続へ

■2024年12月末時点で全基準をクリア、上場維持を発表

 グローバルダイニング<7625>(東証スタンダード)は3月6日、東京証券取引所から「上場維持基準(分布基準)への適合状況について」を受領し、2024年12月末時点でスタンダード市場の上場維持基準に適合していることを確認したと発表。2023年12月末時点では「流通株式比率」の基準を満たしていなかったが、翌年には改善が図られ、すべての項目で適合したことが明らかになった。

 グローバルダイニングは2023年12月末時点で流通株式比率23.9%と基準を下回っていたが、2024年12月末時点で24.2%まで改善。流通株式数や時価総額の増加により、上場維持基準をクリアした。これは、創業者であり代表取締役社長の長谷川耕造氏が所有する株式の売却が進められたことが大きく寄与している。これにより、流通株式の比率が向上し、全基準を満たすことが可能となった。

 同社は今後、流通株式比率のさらなる向上を目指し、中長期的な企業価値向上に向けた施策を進める。特に、大型店の早期収益化に取り組み、業績計画を着実に達成することで、投資家の関心を高める方針だ。これにより、上場維持基準を引き続き満たしながら、安定した市場評価を維持していく考えである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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