GFA、特別利益2600万円を計上、長期滞留債権の譲渡で特別利益を確保

■不動産投資事業者への債権売却を実施

 GFA<8783>(東証スタンダード)は3月6日、保有する長期滞留債権の譲渡を決定し、2025年3月期第4四半期に特別利益として2600万円を計上すると発表した。今回の譲渡対象は、2022年に貸し付けた計6800万円の営業貸付金であり、いずれも期日までに返済が行われなかったものだ。同社はこれらの債権を、不動産投資事業を営む取引先企業へ売却し、債権譲渡益を得ることとなった。

 GFAは、これまでも投融資事業を展開し、事業者の資金需要に応える形で営業貸付を実行してきた。しかし、一部の貸付金については返済が滞り、貸倒引当金として計上していた。今回の売却により、財務の健全化を図るとともに、業績への影響を抑える狙いがある。

 今後も同社は、保有する債権の回収および解消を進める方針を示している。また、業績に影響を及ぼす可能性のある事象が発生した場合には、速やかに情報を開示するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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