THEグローバル社、旭化成ホームズと業務資本提携を締結、首都圏マンション開発強化へ

■大規模分譲マンションの共同開発など3分野で協業

 THEグローバル社<3271>(東証スタンダード)は3月11日、旭化成ホームズとの業務資本提携契約を締結したと発表。提携内容は首都圏における大規模分譲マンションプロジェクトの共同開発、不動産開発情報の有効活用、マンション関連事業のコストシナジー検討の3点。資本提携により旭化成ホームズは発行済株式総数の9.88%にあたる279万5600株を取得する予定である。

 両社は、3月11日の取締役会決議および契約締結後、3月13日に株式取得を完了する見込みだ。THEグローバル社は「不動産価値創造企業」として既成概念に囚われない新しい発想による価値創造を経営基本方針としており、今回の提携によってその推進が強化されると考えている。

 旭化成ホームズは1972年11月設立、資本金32.5億円の旭化成<3407>(東証プライム)100%子会社で、戸建住宅事業、集合住宅事業などを展開している。2024年3月期の売上高は4,009億5200万円、純資産は1,190億5200万円。今回の提携による2025年6月期業績への影響は軽微だが、中長期的にはTHEグローバル社の企業価値向上に貢献すると見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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