アジャイルメディア・ネットワーク、東京書店をの株式を追加取得し持分法適用関連会社化へ

■事業連携を強化し、出版・マーケティング分野での成長を目指す

 アジャイルメディア・ネットワーク<6573>(東証グロース)は3月11日、開催の取締役会で、東京書店の株式を追加取得し、同社を持分法適用関連会社とすることを決定したと発表。2024年12月に東京書店の株式5%を取得しており、今回新たに同社株式の約25%を追加取得することで、持株比率は30%となる。この株式取得は、両社の事業提携をさらに推進し、出版事業やマーケティング活動の強化を目的としている。

 今回の株式取得額は約1589万5000円であり、2024年10月31日発行の新株予約権による調達資金から拠出する。東京書店の純資産や発行済株式数を踏まえて算定されたもので、株式譲渡の実行は2025年4月1日を予定している。なお、今回の株式取得により、東京書店の当期純利益がアジャイルメディアの持分法投資利益として計上される見込みである。

 同件は、アジャイルメディアの2025年12月期連結業績に影響を与える可能性があるが、現時点では同業績予想には反映していない。今後の業績への影響については、新たな情報が判明次第速やかに公表する予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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