
■ドイツでの承認は、欧州で2か国目の承認となる
科研製薬株式会社<4521>(東証プライム)は5日、爪白癬治療剤「Jublia」(一般名:エフィナコナゾール 、日本販売名:「クレナフィン」、以下「同剤」)について、欧州の導出先であるAlmirall S.A.(スペイン バルセロナ市「アルミラル社」)が、8月25日(現地時間)に、連邦医薬品医療機器研究所(BfArM:Bundesinstitut für Arzneimittel und Medizinprodukte〈ドイツ語〉)より製造販売承認を取得したと発表した。
科研製薬とアルミラル社は、2021年7月に同剤の欧州における独占的な開発及び販売の権利について、科研製薬がアルミラル社に供与する契約を締結した。その後、アルミラル社はイタリア・ドイツにおいて製造販売承認の申請を行い、2025年3月にイタリアで製造販売承認を取得した。今回のドイツでの承認は、欧州で2か国目の承認となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)