【株式市場】材料株など強くTOPIXは小安いが日経平均は5日続伸基調

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万631円08銭(30円96銭高)、TOPIXは1660.22ポイント(0.61ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億1364万株

チャート15 17日前場の東京株式市場は、米NASDAQ指数が史上最高値に進み、対ドルでの円安基調が継続したことなどが好感され、日経平均は10時30分にかけて58円83銭高(2万658円95銭)まで上げて5日続伸基調となった。林兼産業<2286>(東1)が11%高となり、海運株、食品株には、安全保障関連法案が仕上がった後はTPP(環太平洋経済連携協定)交渉が本番との見方があった。TOPIXと東証マザーズ指数は小安い。

 アルプス電気<6770>(東1)が米アップル社の「iPod touch(アイポッドタッチ)」新モデル発売などを材料に上場来高値を更新し、コーセー<4922>(東1)は証券会社による目標株価の引き上げがこのところ連発とされて上場来の高値。銀行株や不動産株も堅調に推移し、大和コンピューター<3816>(JQS)は植物工場企業との提携を好感してストップ高買い気配。ネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)は総務相がサイバー攻撃対策を本格化と伝えられて動意再燃。上場2日目ののアイリッジ<3917>(東マ、売買単位100株)は今朝も買い気配。

 東証1部の出来高概算は10億1364万株、売買代金は1兆683億円。1部上場1890銘柄のうち、値上がり銘柄数は676銘柄、値下がり銘柄数は1031銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る