デジタルプラス、ビットコイン株主優待の提供開始、株主資産価値向上へ暗号資産活用

■流通総額1000億円目標、19四半期連続成長の勢い

 デジタルプラス<3691>(東証グロース)は3月18日、同社子会社であるデジタルフィンテックが運営する「デジタルギフト」において、株主向けの新たな優待制度としてビットコインをはじめとする暗号資産の提供を開始したと発表。これにより、株主は成長が期待される暗号資産市場に直接投資できる機会を得る。

 同社のデジタルギフトは、会員登録不要で簡単に利用できる点が特徴である。未使用分の全額返金や、多彩な受け取り方法を提供することで、利便性を向上させた。さらに、自社商品の優待券との併用や動画・アンケート機能を活用し、企業と株主のコミュニケーション強化を図っている。

 デジタルプラスは、2027年9月期までに流通総額1000億円の達成を目指し、資金移動業の取得やデジタル給与払いへの対応を進める方針である。マーケティングや金融領域への注力を通じ、さらなる成長と株主還元の充実を図る考えだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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