【株式市場】前場の日経平均は261円高、公示地価上昇や「遠くの戦争は買い」など追い風に3万8100円を回復

◆日経平均は3万8107円27銭(261円85銭高)、TOPIXは2812.84ポイント(29.28ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億1864万株

 3月19日(水)前場の東京株式市場は、米バフェット氏の大手商社買い増しを受けてバリュー株物色が強まり、公示地価の上昇なども材料視され、日経平均は次第高となって午前10時過ぎに約250円高の3万8100円に迫り、前引けにかけて一段強い値動きとなった。取引時間中としては2月27日以来の3万8100円を回復した。三井不<8801>(東証プライム)などの不動産株が上げ、イスラエルのガザ空爆や米軍によるフーシ派攻撃を受けて「遠くの戦争は買い」と三菱重<7011>(東証プライム)や愛知鋼<5482>(東証プライム)などが再び活況高。下水管総点検を受け日本ヒューム<5262>(東証プライム)なども活況高となった。

 大末建設<1814>(東証プライム)がプライム銘柄の値上がり率1位となりネット上で知られる個人投資家の買いなど材料視。ヤマシンフィルタ<6240>(東証プライム)はウクライナやガザの復興を展望とされ出直りを一段拡大。サトウ食品<2923>(東証スタンダード)は四半期決算が好感され買い気配のままストップ高。システム・ロケ<2480>(東証スタンダード)は株主優待の導入で急伸。Welby<4438>(東証グロース)は製薬会社との協業が好感され急伸しストップ高。グッドパッチ<7351>(東証グロース)は業績予想の増額が好感され買い気配のままストップ高。

 新規上場のJX金属<5016>(東証プライム)は取引開始後に843円(公開価格820円の23円高)で初値をつけ、その後875円(同7%高)まで上げ、前引けは862円(同5%高)となった。

 東証プライム市場の出来高概算は9億1864万株、売買代金は2兆1153億円。プライム上場1638銘柄のうち、値上がり銘柄数は1266銘柄、値下がり銘柄数は317銘柄。

 東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、卸売り、その他製品、輸送用機器、電力ガス、石油石炭、サービス、倉庫運輸、空運、医薬品、水産農林、保険、不動産、証券商品先物、機械、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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