東京産業、特別利益として4億5000百万円の投資有価証券売却益計上予定

■上場有価証券2銘柄を対象に資産売却

 東京産業<8070>(東証プライム)は3月24日、保有する投資有価証券の一部を売却し、その結果として投資有価証券売却益が発生する見込みであることを発表した。売却の目的は、保有株式の見直しを行い、資産効率の向上を図るためである。具体的な売却資産は、同社が保有する上場有価証券2銘柄が予定されており、その売却益が4億5000万円に達する見込みだ。

 売却が行われるのは2025年3月中で、売却益は現在の株価を基に算出されている。しかしながら、相場状況により、売却益額は変動する可能性があることが示されている。今回の売却益は、2025年3月期決算において特別利益として計上される予定であり、同社の業績に一定の影響を与えることが予想される。

 同社は、資産効率を高めることを目的に今回の投資有価証券売却を決定した。売却の詳細については、今後の相場状況による影響もあり、最終的な売却益は異なる場合もあるが、現時点では4億5000百万円を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る