東京産業、特別利益として4億5000百万円の投資有価証券売却益計上予定

■上場有価証券2銘柄を対象に資産売却

 東京産業<8070>(東証プライム)は3月24日、保有する投資有価証券の一部を売却し、その結果として投資有価証券売却益が発生する見込みであることを発表した。売却の目的は、保有株式の見直しを行い、資産効率の向上を図るためである。具体的な売却資産は、同社が保有する上場有価証券2銘柄が予定されており、その売却益が4億5000万円に達する見込みだ。

 売却が行われるのは2025年3月中で、売却益は現在の株価を基に算出されている。しかしながら、相場状況により、売却益額は変動する可能性があることが示されている。今回の売却益は、2025年3月期決算において特別利益として計上される予定であり、同社の業績に一定の影響を与えることが予想される。

 同社は、資産効率を高めることを目的に今回の投資有価証券売却を決定した。売却の詳細については、今後の相場状況による影響もあり、最終的な売却益は異なる場合もあるが、現時点では4億5000百万円を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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