ウェザーニューズ、EC事業向け気象データセット提供開始、販売戦略を最適化

■1kmメッシュの高解像度データで消費者行動を予測

 ウェザーニューズ<4825>(東証プライム)は3月24日、EC事業者向けに天候や気温、体感データなどを含む気象データセットの提供を開始したと発表。1kmメッシュの高解像度データを活用し、消費者の購買行動をより精緻に予測できるよう支援する。

 近年、気候変動の影響で季節の移り変わりが不規則になり、ECサイト運営者は消費者のニーズを的確に捉えることが難しくなっている。この課題に対処するため、ウェザーニューズは短期・中期の天気予報や花粉、紫外線指数などを網羅したデータを提供。プロモーションの最適化や仕入れ・配送計画の効率化に活用できる。

 さらに、2018年以降の過去データや10分ごとの実況天気を提供することで、運営者は消費行動の傾向分析や需要予測の精度向上を図ることが可能。気象情報をマーケティングや物流管理に統合し、ECビジネスの成長を支援していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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