タイミーとワタミが業務提携、サブウェイで”フルタイミー”店舗運営モデルを構築

■「サブウェイ ヨコハマベイサイド本店」から新モデル運営をスタート

 タイミー<215A>(東証グロース)とワタミ<7522>(東証プライム)の子会社であるWATAMI FAST CASUALは4月10日、外食産業の人手不足解消と事業成長を目指す業界初のモデルケースとして、スキマバイトサービス「タイミー」を活用した新たな店舗運営に関する業務提携を発表した。その第一弾として、2025年4月10日にオープンする「サブウェイ ヨコハマベイサイド本店」で、店長・社員以外の全従業員をタイミーワーカーで営業するモデルを開始する。

 両社は、タイミーのスキマバイト人材活用・育成ノウハウとワタミの外食産業における知見を組み合わせ、大手外食チェーン初となる”フルタイミー”での店舗運営モデルを構築する。さらに4月24日オープン予定の「サブウェイ 新宿小田急ハルク店」では、タイミー社員やタイミーワーカーによる完全な”フルタイミー”運営も実施する予定だ。

 同提携を通じて、サブウェイ経験者ワーカーによる関係従業員のネットワーク形成により、店舗横断的な人材確保とシフト構築を実現する。また、サブウェイの国内3,000店舗拡大を推進するとともに、多様なワーカーのスキルと経験を活かせる場を創出し、雇用機会やキャリア形成をサポートする仕組みも構築していく。本業務提携による2025年10月期の株式会社タイミーの業績への影響は軽微だが、中長期的な業績向上に貢献すると見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る