OBC、AIエージェント戦略で中堅・中小企業の業務革新を推進、『奉行クラウド』がAX時代へ

■自動仕訳やAI-OCRで業務効率化、『奉行クラウド』に新機能続々

 オービックビジネスコンサルタント(OBC)<4733>(東証プライム)は4月11日、AIを活用した次世代業務支援「AIエージェントサービス」の提供を本格化すると発表した。『奉行クラウド』と『奉行クラウドEdge』のDX基盤を活用し、中堅・中小企業の生産性向上を支援する。自動仕訳やAI-OCRなど8つの新機能を搭載した『奉行クラウドAIアシスタント』を提供開始。さらに連結会計支援など専門領域向けのAIエージェントも順次展開する。

 OBCは280社以上のAPIパートナーと連携し、AIエコシステムの構築を推進する。監査手続きや財務データ分析など、パートナー企業と共同開発する専門ソリューションにより、多様な業務課題に対応する。生産年齢人口の減少が進む中、AIによる業務革新(AX)を通じて人手不足の解消と付加価値創出型の働き方を実現する方針だ。

 現在提供中の機能に加え、2025年5月には連結会計支援AIエージェントの提供を予定。異常値検知やAI帳票作成など開発中の機能も順次リリースする。OBCは「奉行クラウド」プラットフォームを基盤に、AIが支える次世代の業務システム構築を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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