THE WHY HOW DO COMPANY、マゼックスと業務提携を締結、ドローン市場成長を背景に協業を加速

■スマート農業・林業分野で革新モデル構築へ

 THE WHY HOW DO COMPANY<3823>(東証スタンダード)は4月14日、産業用ドローンの製造・販売を手がけるマゼックス(大阪府東大阪市)と業務提携契約を締結したと発表。今回の提携は、ワイハウが掲げる企業再成プラットフォームの推進において、産業用ドローン市場の成長とスマート農業・林業分野における可能性に着目したものである。国内ドローン市場は年率18.6%の成長が見込まれており、2028年には9000億円規模に拡大すると予測されている。マゼックスはすでに2500台以上の累計販売実績を有し、業界内で高いプレゼンスを示している。

 両社は「IoT技術を活用した高付加価値なソリューションと製品の開発を通じて、豊かな生活文化の創造を目指す」という共通ビジョンを掲げており、営業代理を含む業務提携を通じて協業を開始する。ワイハウは、自社の全国ネットワークとマーケティングノウハウを活かし、マゼックス製品の販路拡大を図るとともに、得られた利益の一部を収益源とする方針である。また、同社独自の手法である「滞留理論」「ビジネスモデル囲碁」「VC三種の神器」を活用し、営業戦略面での支援も展開していく。これにより、マゼックスの事業拡大と、両社の競争力強化を同時に目指す。

 同提携における成果が確認されれば、将来的に資本提携に進む可能性もあるという。現時点で同提携が連結業績に与える影響は織り込まれていないが、新たな開示事項が発生した際は適切に公表される予定である。なお、マゼックスの経営成績等については非公開とされている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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