フーバーブレイン、特別利益3億8500万円を計上へ、デジタルグリッド上場に伴い関連会社株を売却

■2026年3月期第1四半期に特別利益を計上見込み

 フーバーブレイン<3927>(東証グロース)は4月14日、連結子会社であるフーバー・インベストメント(FI社)が保有する投資先、デジタルグリッド(DG社)の株式の一部を売却することで、2026年3月期第1四半期連結会計期間において特別利益を計上する見込みであると発表した。これは、DG社が2025年3月18日付で東京証券取引所よりグロース市場への新規上場を承認されたことを受けた措置であり、売出価格が確定したことで利益計上の見通しが立ったものである。

 DG社は、電力プラットフォーム事業および再生可能エネルギープラットフォーム事業を手がける企業であり、本社は東京都港区赤坂に所在する。設立は2017年10月16日で、代表取締役社長は豊田祐介氏、資本金は5千万円である。今回、FI社はDG社の普通株式10万株を売却する予定であり、この売却によって3億8500万円の投資有価証券売却益が特別利益として計上される見込みとなった。

 なお、フーバーブレインは、今後も開示すべき重要な事項が生じた際には、速やかに情報を開示する姿勢を示している。今回の発表は、投資成果の顕在化による財務への正の影響を反映したものであり、同社の投資戦略と情報開示体制の一端がうかがえる内容となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る