平山の株価は、本日午後1時の第1四半期発表後大きく下げる

■株価の下げは一時的なもので、1700台の回復は早いものと思われる

 平山<7781>(JQS)の株価は、本日13時に第1四半期業績を発表後、大きく下げている。

 6月決算であることから、8月のいわゆるお盆休みに加え、9月のシルバーウィーク休暇等、元々稼働日数が少ないことから、通常第1四半期の業績は良くない。一方、費用面では、人材の採用環境がますます厳しくなる中、採用活動強化のため、例年に比べ採用活動費を増額したことに加え、7月のJASDAQへの新規上場に係る関連費用もあったことから、赤字スタートとなった。

 この影響で、株価は一時的に下げたものと思われる。しかし、今期通期連結業績予想は、当初予想通りの売上高100億17百万円(前期比11.4%増)、営業利益4億30百万円(同13.6%増)、経常利益4億32百万円(同13.6%増)、純利益2億53百万円(同30.9%増)と2ケタの増収増益を据え置いていることから、株価1700台の回復は早いものと思われる。

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