東京メトロ、フィリピン共和国FEATI大学と「研修に関する覚書」を締結、鉄道人財育成を支援

■東京メトロの技術力がフィリピンの鉄道教育に貢献

 東京地下鉄(東京メトロ)<9023>(東証プライム)は4月16日、フィリピン共和国のFEATI大学と「研修に関する覚書」を締結したと発表。これは、東京メトロが長年培ってきた鉄道運営のノウハウと経験を国際的に展開し、フィリピンにおける鉄道人財の育成を支援することを目的とした取り組みである。FEATI大学は、航空や海洋工学に加え、近年は鉄道エンジニアリングコースも新設しており、フィリピン国内の鉄道事業者に多くの卒業生を輩出してきた実績がある。

 両者の関係は、2020年に東京メトロが丸ノ内線02系車両を同大学へ無償譲渡したことをきっかけに始まった。その後も、FEATI大学の学生や教職員が「Tokyo Metro Academy」の講座を継続的に受講するなど、連携を深めてきた。今回の覚書締結により、東京メトロはFEATI大学への技術提供やコンサルティングを行うとともに、オンライン講座や訪日研修を通じて、より実践的な教育支援を行っていく方針を示した。

 具体的には、(1)FEATI大学への技術協力とコンサルティングの提供、(2)「Tokyo Metro Academy」の優遇サービスの実施、(3)両者の協力体制を広く発信する広報活動の3点を柱に連携を強化する。この活動は、鉄道網の拡充が進むフィリピンにおいて現地の人財育成に貢献すると同時に、東京メトロの国際的な認知度向上にもつながると期待されている。なお、「Tokyo Metro Academy」はすでに22か国・433名の鉄道関係者が参加しており、第22回日本鉄道賞の特別賞を受賞した実績を有している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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