ヤマタネが上場来の高値を更新、株式分割など発表、コメ高騰関連株としても注目再燃

■5月末の株主の所有する普通株式を1株につき2株の割合で分割

 ヤマタネ<9305>(東証プライム)は4月17日の13時半前に株式分割などを発表、株価は一段と強い値動きになり、4260円(150円高)まで上げ、約2か月ぶりに上場来の高値を更新している。株式分割は、2025年5月31日(土曜日)を基準日として、同日時点の株主の所有する普通株式を1株につき2株の割合で分割する。

 コメ高騰を受けて注目されている銘柄の一つで、第3四半期決算短信(2024年4~12月・累計、連結)では、コメ卸売販売については、「引き続き原料玄米調達環境は厳しい状況が続き」「精米販売は44千玄米トン(前年同期比18.7%減)、玄米販売は12千玄米トン(同21.8%減)と前期を下回った」(決算短信より)。3月決算の発表は5月13日を予定しており、コメの卸売販売事業も注視されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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