KeyHolderがNYの高級ステーキハウスの東京店運営会社を子会社化

■「Empire Steak House Roppongi」のRed List社の株式を取得

 KeyHolder<4712>(東証スタンダード)は4月21日午後、ステーキの本場ニューヨーク・マンハッタンで高い評価を得ている高級ステーキハウス「Empire Steak House」の海外初出店の店舗「Empire Steak House Roppongi」(東京・六本木)の運営会社である株式会社Red List(東京都港区虎ノ門、以下「Red List」)の全株式を2025年5月1日付(予定)で取得、子会社化すると発表した。

■ブランドの確立された上質な食事の場はビジネスの広がりにも多分に寄与

 KeyHolderグループでは、これまでに数々のM&Aの実施を通じて、アイドルからスポーツ選手まで、幅広いジャンルのタレントを擁する総合エンターテインメント事業を筆頭に、映像制作事業、広告代理店事業などに加え、直近では物流事業も取り込むなど、事業規模の拡大を含む組織体制の強化及び再編に努めてきた。

 一方Red Listは、ステーキの本場であるニューヨーク・マンハッタンで2003年に開業し、レストランガイドの『ザガット・サーベイ』にも9年連続掲載された「Empire Steak House(2010年に現屋号に変更)」が、2017年に海外初出店の店舗として開設した「Empire Steak House Roppongi」を、2021年に前運営会社より引き継いで以来、同店舗の経営・運営代行及びコンサルタント事業を展開する企業になる。

 この度、KeyHolderグループでは紹介を介してRed List及び「Empire Steak House」ブランドとの接点を持つこととなり、を重ねてきた。

 ブランドの確立された上質な食事の場は、お客様を楽しませるエンターテインメントの側面を有しており、多様な事業を展開する当社グループにとって良質な食事の場を取り込むことは、既存ビジネスの広がりにも多分に寄与する可能性を見出せるとの考えをそれぞれで共有できたことにより、本件株式取得(子会社化)に関する株式譲渡契約書の締結を決議するに至った。

 2025年12月期の連結業績にあたえる影響については軽微であり、今後の進展によって公表すべき事項が生じた場合には、速やかに開示するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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